Day 359:The Cartersと不貞と神様

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ベルリンに来た。Neues Museumに行き、ギャラリーをまわり、たまたまルーブル美術館で撮影したビデオ<Apeshit>を発表して世界を驚かせたビヨンセとJay-Zのライブがあるというので、みんなでいそいそと出かけた。Neues MuseumではGold Hatを見て、Spruth MagersでKara Walkerの展示を見て、The Cartersを見た。なんかの符号か。

ビヨンセとJay-Zのライブは、Jay-Zの不貞と、その後の一連のドラマをふまえて、すべてのパフォーマンスにしちゃうという、公開懺悔+結婚リニューアル・セレモニー(再宣誓式。長く一緒にいるカップルが愛を再確認するためにやったりするやつ)、つまり、壮大なおとしまえというやつであった。こうやって文章に書くとおそろしくチージーなものに聞こえるが、世界を代表するパフォーマーがやるとかっこよくて、2時間10分があっという間に経ってしまった。

そもそも、不貞がばれて危機があり、カップルセラピーに通って乗り越えたことをオープンにして、「Everything is love」で着地させたうえに、それを引っさげて世界をまわってしまうというこのやり方自体が前代未聞で、いろいろ考えてしまったよ。途中、一緒にいた友が「日本は浮気に対してここまでの罪悪感はないよねえ」と言うので、「それは神様がいるかいないかの違いではないか」と、常日頃思っていたことを口にした。アメリカでも、日本でも浮気をする人はかなりの一定数いると思うのだが、それがバレたときの反応が違うような気がしてきたのです。不倫や不貞が叩かれるようになったのも、わりと最近のことで、そもそも日本人は快楽に寛容だと思ってきたのだが、そこには神様がいるかいないかの違いがあるなと。

ちなみにカーター家のふたり(特にビヨンセ)の作るものにも、神様リファレンス多いですよね。が、不貞にまつわる罪悪感の度合いには、宗教観が作用してくると思う一方で、なぜ浮気をするか、という問題は、やはりユニバーサルなものな気がする。

備忘録:人はなぜ浮気するか セックスと無関係の9つの理由(Bustle)

Yumiko Sakuma