Day 357:キャットコールはなぜだめなのか

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夜の便でベルリンに向けて出発する日、税理士事務所に行ったり、持つべきものを揃えたり、結局最後はいつものようにドキドキ・ハラハラな展開。ギリギリにバタバタしないよう事前から入念に準備できる人間に、いつになったらなれるのだろうか。

最近、久しぶりにキャットコールというやつにあった。路上とかでかけられる冷やかしのことだ。ニューヨークに来たばかりの頃はよくかけられて、腹を立てたり、怖い思いをしたもんだけれど、自分が年をとったこともあるし、「キャットコールは女性に失礼」という認識が広がったこともあるだろう。最近、ヒップになりつつあるエリアで、ある道を曲がった瞬間に、しまった、曲がりどころを間違えた、と思った。ホーミーたちが道の両側を占領していて、その間を通らなければいけない。視線を感じながら、歩いていると、キャットコールが飛んできた。あまり品のよくないやつだ。むっとして、怒ってやろうと振り向いたら、車椅子のおじいちゃんが満面の笑みを浮かべてこっちを見ているではないですか。なんか、脱力して笑ってしまった。あっちは褒めてる気満々なんだから、怒るだけ無駄である。おじいちゃんになっても、車椅子に乗っても、道行く知らない女性にキャットコールしちゃうバイタリティに脱帽した。

こういうイノセントなケースは稀な例外で、キャットコールはNGという認識は国際的に広まりつつあると思う。上司に不倫を迫られた人に「モテるんだからいいじゃん」というようなことを思ってしまうタイプの人のためには、「なぜだめか」を解説した記事を読んでほしい。痴漢にしても、キャットコールにしても、こちらの意思がカウントされていないところが問題なのである。こういう教育はアメリカが中心だと思いきや、フランスでも、路上のキャットコーリングをハラスメントとして、罰金の対象にすることを検討しているらしい。

備忘録:フランス、路上のキャットコーリングに最大885ドルの罰金を検討(Business Insider)

Yumiko Sakuma