Day 355:プライドの日に考える

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1ヶ月ニューヨークをあける前に、LAから帰ってきたれいかちゃんと野菜ときのこ類がわさっと入ったカレーを作った。ストレスレベルが高いときこそこういうことをするべきだと実感した夜。

ウェストビレッジのはずれのれいかちゃんの家を訪れる前、プライドのバイブを感じようとウロウロした。人混み恐怖症なので、外周あたりを。パレードとパーティのためにレインボウを取り入れたおしゃれをしてでてきた人たちの開放感あふれる顔や、見知らぬ同士がハグしあったりする姿を見ながら、プライドという日の歴史を思い返し(歴史を知りたい人にはこんな記事とか)、今、人種、セクシュアリティ、アイデンティティとありとあらゆる意味で自分にプライドを持つ必要を感じないといけない状況に生きている人たちがこれだけいる、という事実にはっとなった。そしてプライドの日は、なんせ、自分を解放していいのだと言ってくれるお祭りである。参加しているのはゲイだけじゃない。ひとつひとつの人生が違う、という事実を祝福する人なら、誰だって参加できるのだ。世紀のパーティとはこのことだ。

世紀のパーティにはある程度のストレスはつきもので、交通は麻痺し、ちょっとした小競り合い的なものも起きていた。途中、2台入りそうな駐車スペースを見つけ、そこに入ろうとしたら、もう一台の車の白人ヒップスター風運転手に思い切り中指を立てられ、ケンカする日じゃないだろと思ったので、「二台入れないんだったら譲るし、入るから」と冷静に諭してみたら、「怒ってごめん」と素直に謝られて少しほっこりした。

帰り道、突然思い立って、深夜のドライブに出た。FDR(高速)から、ランドマークのビルがレインボウ・カラーにライトアップされているのを見たくて。そしてあえてわざわざ思い切りセンチな音楽を聞いて、涙した。いい夜だった。

備忘録:ニューヨークのゲイ・プライド・パレード、50週年記念に向けて新たな目的意識(The Guardian)

Yumiko Sakuma