Day 276:冬、まだ進行中

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ニューヨークに戻って最初の日は雪が振ると言われていた。3週間強家をあけていて、戻ってきたら春がきているはずだった。どうやらまだらしい。時差ボケと戦いながらなんとか仕事をこなし、夕方、友達の誘いで、Dover Street Marketで行われたKwaidan Editionsのインスタレーションに行った。馴染みの顔をたくさん見て、ほっとした自分に気がついた。少し前まで、最初の夜は時差ボケを駆逐するために無理やり夜遊びしていたけれど、そんな必要もなかった。Walking Deadを見て、本を読んだ。

旅立つ前にはまだ建設の最中だったビルに、灯りがついている。旅から戻るたびに「自分がニューヨークに暮らしていること」について考える。今回のように、エネルギーの高い場所を訪れたあとはなおさらだ。今まで「ここにずっと暮らす、と決めたこともないのに、20年もの年月が経ってしまった」と受動的な気持ちだったけれど、初めて「自分はニューヨークに選んで暮らしているのだな」と思った。ここに暮らし続けていいのか、考えるときなのかもしれない。放置していても、おのずと答えは出そうだけれど。

ところで今年の冬は本当に長い。自分はけっこうな数のストームをミスったけれど、雪も多かった。そういえば「これは氷河期の始まりだ」と言う人もいる。ちらちらそんな記事も見たなあとおさらいしてみたけれど、ほんと環境問題においてインターネットはとても厄介な場所である。意見と観測と分析と事実がぐちゃぐちゃで、自分の方法で理解するのに時間がかかる。

備忘録:極端に寒いノーイースターに飽き飽き?北極の気温上昇による可能性(PBS News Hour)

Yumiko Sakuma