Day 274:父親問題

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東京滞在の最終日は、大先輩の作家である大竹昭子さんとランチをご一緒し、ニューヨークの変遷の話などを楽しくして、発刊から4年近くが経つにもかかわらずいまもサポーティブに「ヒップな生活革命」を売り続けてくれている朝日出版さんを、なんと初めて訪れた。そのあと最近の有明の個展がとても良かったYoshirottenにインタビューをし、夜は、伊藤総研の「渋谷のナイト」@渋谷のラジオで3時間、ゲストパーソナリティをやらせていただいた。我ながら欲張った1日だった。

3時間も持たせる自信がなかったおで、ゲストに、NUMABOOKSの内沼晋太郎さん、TVディレクターで、きゅんとするポイント満載の青春譚歌「煩悩ウォーク」を書いた岡宗秀吾さん、Toeのリーダーで「内装業」の山嵜廣和さんにきていただいて、本当に楽しい夜になった。みんな、大人になってからの友達である。そして会ったらすぐに仲良くなった。それを秀吾さんは「同じ船に乗ってる人」と表現してくれた。ここまでたどり着いたルートも、やっていることも活動の場も、まったく違うけれど、きっと同じものを探してるんだろう。

ところで伊藤総研の「渋谷のナイト」には映画ライターの門馬雄介さんが映画を紹介するコーナーがあって、昨日は、門馬さんがニューヨークの映画「さよなら僕のマンハッタン」(The Only Living Boy In New York)を選んでくれた。父の不倫を目撃した男子が、父の恋人を尾行するという物語。そのなかで、父親と息子のダイナミクスとかファザー・コンプレックスという、永遠のテーマが話題になった。私もどちらかといえば気持ちは長男なうえにピーター・パン症候群なので、こういう話題は共感ポイントがある。男だったら誰でもあるものなのかと思ったら、そうでもないらしい。その場にいた3人の男子のうち、2人は「確執とかないし」派であった。

心に闇を抱えている男子と恋愛をしてしまう癖のある自分だが、彼らの闇の一端には必ず父親問題がある。だから、息子をもっていて、家庭を顧みずに仕事をしがちな男の友達にはそれを伝えるようにしている。物理的に家にいなくてもいいから、コミュニケーションをしようね、と。そして自分も、そろそろ、父親問題を抱える男子をスポットできるようになりたいものである。

備忘録:父親問題を抱える男の6サイン(Good Men Project)

Yumiko Sakuma