Day 271:バンコクで考える古着の功罪

IMG_2893.JPG

バンコクに着いてからずっと夜中心の遊び方が続いていたが、週末は昼はChatuchak Weekend Marketを、夜はRot Fai Train Night Market Srinakarinを訪れた。それぞれ圧倒される巨大さで、一人でふらりと行ったらきっと何時間もかかってしまっただろうけれど、事前に地元のファッション関係者から得たアドバイスと、友達JPの案内で、ヴィンテージのセクションと、タイの新世代デザイナーのセクションを中心にみて帰ってきた。

それにしてもすごい物量である。そしてプロっぽい人たちもたくさんいる。ヴィンテージのディーラーの友人たちが見たら大興奮だな、と思いながら、物量に圧倒されすぎて、あまり真剣に掘れなかった。ときどき「いつかヴィンテージの店を開いて」みたいな妄想をすることもあるけれど、商売にできないと思うのはこういうときだ。それにしても、アメリカで作られたものがタイまでやってきて、マーケットに並び、それをまたディーラーが買って、アメリカで売られているかと思うとなんか不思議な気持ちである。

そういえば最近、アメリカ人が救世軍などに寄付する古着の量が大変なことになっていて、アフリカや南米の受け取る側にも迷惑をかけている、といったストーリーをちらほら見かける。ゴミ箱に入れれば埋立地に行くことになってしまうので、寄付しましょう、と思ってきたけれど、寄付すれば良いというものでもない。ファストファッションの商品は、こういう世界でもいくらの価値も持たないし、送られるほうも迷惑なのだな。

備忘録:もうあなたの着古しをほしくないというアフリカ諸国はこちら(The Huffington Post)

Yumiko Sakuma