Day 265:団塊ジュニアの世代観

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整体、打ち合わせ、歯医者とやることは山積みで、あわあわしていたところ、弟分のけんちゃんが車を出してくれて、有明で行われているYoshirottenの展示Future Natureを見に行った。1時間、すべてを忘れてがっつり異次元に行った感じ。この人はどんどんスケールがでかくなる。頭のなか見せてほしい。

夜は同級生の真木明子と会う予定になっていて、いきなりとは思いつつ、早坂香須子ちゃんに声をかけたらうまい具合にタイミングがあってディナーをした。このタイミングで東京にいながら、手がまわらなかったお花見が、かずちゃんが中目黒のお店をとってくれたので、ぽろっと実現してしまった。ありがたい。バラバラに知り合ったけれど、私たちは3人とも1973年生まれである。ついつい仕事ばかりを優先して、自分が女であることを忘れがちな自分たちを笑い、「官能3姉妹がんばろう」と誓ったのであった。ああ楽しかった。

世代といえば、資料として送っていただいた上野千鶴子さんと雨宮処凛さんの対談集「世代の痛み」を読んでいるのだが、最初から刺さりまくる。痛いくらいに。

以下抜粋。「24時間働けますか」的環境のなか、企業戦士である団塊父の多くは、「働いて金さえ稼いでりゃ文句ないだろ」とばかりに家庭を顧みなかった。結果、妻は子供に持て余した愛情と欲望と暇と虚栄心と不全感すべてを注ぎ込み、我が子を追い詰めていった。だけど、父は気づかない。不在だから。

自分が育った時代の親たち世代ってこんな感じだったのですよ。「貧困」「不安定雇用」「未婚」といった団塊ジュニアのキーワードの背景にはこういうことがあったのだな、と。興味のある人は読んでみてください。

自分が就職戦線に参加しなかったのは、恐ろしかったからだ。あの世界で自分が認められるとは思わなかった。だから海外に逃げた。そうしたらそこには自分の居場所らしきものが見つかって、なんとか今も生きている。自分の世代がとりたて不幸だったとは思わないけれど、どれだけ逃げようとしたところで自分の人生の選択の背景には確実に「世代観」がある。それを改めて理解する作業はきっと必要なのだろう。

備忘録:女性の「活躍」と「貧困」…40代団塊ジュニア世代の女性に注目するその理由とは?(Nikkei Woman Online)

 

Yumiko Sakuma