Day 256:バブル経済について思う

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いつものことながら予定を立てずに東京に戻ってきたら、LAの友人でヴィンベージ・ジュエリーのディーラーであるクリスティンがポップアップをやってるよ、と、Shun Watanabeが連絡をくれたので二人で見に行った。そして夜は、しゅんくんのおうちで鍋をごちそうになった。

そもそもなんでその話題になったのか忘れてしまったけれど、バブル期の日本のCMが異次元レベル、という話題で盛り上がり、当時のyoutube試聴会になった。お金がかかっていたというのはもちろんだけれど、今の世の中では考えられないようなシュールでオリジナルなコンテンツがわんさかあったのだ。当時はわからなかったけど、そういうことは幸運だったと思う。

私はバブルの最盛期には高校生だった。とりあえず世の中ににわかお金持ちがたくさん登場して日本全体が浮かれていることは肌で感じていた。高校の同級生のうちに、ヴィトンのバッグがごろごろ転がっていた。そしてバブルはある日、突然弾け、お金持ちだった人たちが急に姿を消した。日本史を専攻したというロビンが、「バブル期の日本のことはほとんど教わらなかった」と言う。私も大学院時代に、バブル経済についての論文を書いたのだが、資料が少なくて苦労した覚えがある。「日本人のおじさんたちがビルとか絵とか買いまくってほんとにすごかったんだから!」と若いロビンに説明しながら、あの感じを言葉で説明することの限界を感じた。今、あのときほどではないけれど、東京を歩いていると実体のよくわからない景気の良さをなんとなく感じる。オリンピックあとのことを心配になる程度に。

備忘録:日本、80年代のバブル期以来最長の成長線を記録(The Globe and Mail)

Yumiko Sakuma