Day 251:SXSW

今回SXSWに来たのはwired japanの前編集長である若林恵さんのお誘いで、SONYのトークイベントシリーズtrialogで、SONYの笠原俊一さん、evalaさんと話をするためである。当たり前といえば当たり前なのだけれど、オースティンに来てから「英語だよ」と言われ、ドギマギしつつ、なんとか消化し、胸を撫で下ろしている。

夜のイベントまで、わかさんと会場をまわった。去年のSXSWは、トランプ就任直後で反省モードからの議論が面白かったと聞いていたのだが、今年はなんだか方向が定まらない。イノベーションがどこに向かっているのかわからないのだ。

イノベーションは確実に進んでいるけれど、結局、この世の中はリアルな問題でいっぱいだ。そしてわかさんと 私の最近のテーマはempathyである。イノベーションは私たちをコネクトしたけれど、デバイドも進んでしまった。そしてその問題の多くの根本にはempathyの欠如がある。

 「テロリストの息子」のザック・エブラヒムは、テロリストの父親にイスラエルや同性愛へのヘイトを教え込まれた。彼の偏見を変えたのは、リアルな人間との出会いだ。そんなempathyのきっかけを、イノベーションは促進することができるようになるだろうか。今回のSXSWで無数に行われているトークの中にもチラホラempathy というキーワードが見られた。そういうことを踏まえて、ディスカッションを経て「エンパシーの強化」をテーマに話をした。

なんのための テクノロジー、なんのためのイノベーションなのか、という起点を見失うことはとてもたやすい。だからこそ、その視点は大切にしたイノベーションを探して行きたいという思いを新たにした。

備忘録: ラディカルなエンパシーが従業員のパフォーマンスとモラルをいかに向上できるか(Fast Company)

 

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Yumiko Sakuma