Day 254:繊維のイノベーション

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午後の便で羽田から自宅に。夕方、出かけようと地下鉄のホームで電車を待っていると、前日、SXSWのカンファレンスで話をしていたDan Deaconから「今日、自分がスコアを書いた映画の最後の上映会があるんだけどよかったら」とメッセージがきてひっくり返りそうになった。2010年くらいだったか、ブルックリンのハコでライブを見てから大好きで、一人で車に乗っているときによく聞いているのだが、前日、インスタのストーリーにカンファレンスの彼をアップしたのを見て連絡をくれたらしい。ちなみに共通の友達はいると思うけれど、面識はない。オースティンをあとにしてしまったので本人に会うチャンスをミスったとはいえ、インスタ、最高である。ちなみに彼は、不思議なことに日本での知名度がいまひとつ。キレキレの音楽が好きな人、聞いてみてください。

夕方、友人で元BMXライダーの伊藤高志くんの始めたアンダーウェアのブランドの展示会に最終回に滑り込みで行った。最近、ポリエステルが水を汚染しているという話題を見て以来、合成の物をなるべく買わないようにしているのだが、テクニカル系は難しいよね〜とふると、彼のアンダーウェアはポリ混合だけれどブナの木を使ったモダールレーヨンという有害物質の排出の少ない素材を使っているのだとか。今、私が一番気になっていることのひとつに、素材の世界のイノベーションがある。まだまだ使われている割合は少ないし、実験段階のものも多いとはいえ、廃棄物や環境汚染を減らすために、いろんなことが配慮されるように(ようやく)なって、いろいろ取材をしながら研究している。今後の行方が楽しみな分野である。

ちなみに高志くんとは前に沖縄でトークショーをやったときに知り合って、パートナーの宮里綾羽と二人でずいぶんと面倒を見てくれた。綾羽は最近、「本日の栄町市場と、旅する小書店 」という本を書いたのだが、こちらも今、宝物のように少しずつ読んでいる。いつまでも終わってほしくない本。この話はまた改めて。

備忘録:ファッション業界を変えるテキスタイル・イノベーション6つ(Fashion United)

告知:4月3日に若林恵さんとトークショーをします。

Yumiko Sakuma