Day 249:男の浮気をめぐるシスターフッド

翌日からしばらくニューヨークを離れるので、顔を見たいガールズたちの顔をいそいそと見てまわり、夜はまりさんとジャイちゃんのお誕生日をお祝いした。

そんな日にやっぱり考えるのは、シスターフッドのことだ。つくづく人生にはいろんなことが起きる。油断していると、角を曲がったところにびっくりするようなことが待っていたりする。何か起きたときに頼りになるサポート・システムがあるって本当に大切である。

最近、女友達の一人が彼と別れた。二人が付き合い出す前、別々の人間関係を通じて知っていたので、カップルになって自然にハングアウトする機会が増えた。彼女のことは大好きなのだが、実は彼のことをこっそり「何を考えているか読めないやつ」と思っていた。蓋をあけてみたら彼はシリアルチーターで、女性と付き合っては浮気をし、その相手にムーブオンする、またしばらくすると別の女性と浮気をして別れ、ということを繰り返しているらしい。こういうことがわかった理由は、彼に急に別れを告げられて驚き、が、そのあと浮気をしていたことが発覚したために「なるほどね」と納得したところで、彼の子供を産んだ直後に浮気されたという元ワイフが登場して、「実は私たちみんな同じ目に遭ってる」と教えてくれたからである。しかもやつは養育費も貯めているらしい。私の友達は、養育費をゲットする元ワイフをサポートする!と息巻いている。シスターフッド誕生の瞬間である。

妻、愛人と英語でグーグル検索すると、女同士が戦う系のストーリーがわんさか出て来る。ひとりの男をめぐって女同士が争う、というカルチャーはどこからきたのだろうか。が、最近は、「浮気をされた場合、敵は相手の女性ではない。男である」という認識が生まれつつあるような気がする。ちょっと前にも、友人が恋愛相手に何年も付き合っているガールフレンドがいることを知り、「自分が彼女の立場だったら言ってほしいから」と本命の彼女に話しに行って、二人が大の仲良しになる、というエピソードもあった。もちろんこれを実行するのは簡単ではない。勇気がいるし、相手がどういう人なのかもわからないというリスクもある。が、自分だったら言ってほしい、という気持ちには、ユニバーサルなものがあるような気がする。

備忘録:「もうひとりの女性」にアプローチするためのDoとDon't(Your Tango)

男が浮気するとき女性が責められるのはなぜか(Refinary 29)

IMG_2028.JPG
Yumiko Sakuma