Day 218:マリファナ・コメディ

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鬱々とした気持ちで目が冷めた。窓の外に目をやるとべしゃっとした雪が降っている。どよーん。ビルのマネジャーのマーヴが、照明を直しにやってきて、入ってくるなり「What is wrong?」というので、「ちょっと気分が冴えないんだよねえ」というと、「昨日まで元気だったのに、次の日気分が冴えないってお前さんはつくづく蟹座だねえ」などという。そういうマーヴも蟹座である。「Remember, all of this is a choice」。この人生も自分の選択、やりたいことをすればいい、やりたくないことはしなくていい。鬱々とした日にどういう気持ちで過ごすべきかも自分の選択。暗く過ごすのも、振り切るのも自分の選択。大切なのは、自分がコントロールすること。この人は、いつも完璧なタイミングでやってきて、完璧なことを言う。

それはそうと、しばらく棚上げになっていたマリファナの本をまた書いている。ちょうどHBOで「High Maintenance」のシーズン2が始まったので早速見ています。ニューヨークで単身マリファナをデリバリーするビジネスをやっている男(番組のクリエーターでもあるベン・シンクレア)が主役で、そのまわりの人間模様とか街の世相を捉えるコメディである。ウェブのシリーズとして始まったのが、HBOにピックアップされた。ニューヨークのマリファナ模様がどうなっているかをリアルにとらえているのもおもしろいのだが、ヒップスター文化やブルックリンのジェトリフィケーション(高級化)をちょいと斜めに表現しているのもいいし、たとえばうちの近所の高級マンションの一部が「低所得者用」として確保されていてNY市が行った抽選であたると入居できる、なんていう最新のリアルなエピソードが含まれていることなどにリアリティがにじみ出ていて興味深い。

リサーチのために、Twitterなどで、#マリファナというハッシュタグに出てくるポストをたまに見たりしているのだが、とても香ばしいポストがひっかかってくるのを見ては、欧米の現実との乖離がどんどん大きくなっているなあとため息をついているのだけれど、このドラマなどは日本では見られるのだろうか。

備忘録:ブルックリンの人気ポット・ディーラーが復活(The New York TImes)

 

 

Yumiko Sakuma