Day 235:デジタルADHD

久しぶりに「痛い」という感覚に見舞われて、いろんなことを考えている。最近、自分でもびっくりする勢いで書きたいことが溢れてくるけれど、他の仕事が減っているわけではないので、遊ぶ時間や寝る時間を削る、ということになってしまっていた。仕事の大半はソファでしているし、いつも情報を追いかけ、ニュースに取り憑かれ、移動の最中はポッドキャストを聞いて、寝る直前まで何かを読んだり、見たりしている、という生活がヘルシーなわけもなく、途中で少しやる程度のヨガも焼け石に水で、体にテンションがたまっていた。

お酒をやめるとか、新しい運動を始めるとか、何かドラスティックなことをしないといけないのかも、などと考えているときに、最近できた友達に本を勧められた。彼は何かというと本のリファレンスを使う本の虫なのだが「仕事が立て込んでちょっとしたクライシス」と言っただけで「Time to read Deep Work」と本をサジェストしてきたのだ。ここで「読む本リスト」が長くなるだけで先送りするとダメなので、即効でオーディオ・バージョンをダウロードして、ゴロゴロしながら目をつむって聞いた。

世の中で生産性が極端に高い人たちの働くスタイルを紹介しながら、自分の本当にやりたいことに集中できる環境づくりの大切さを説いているのだが、すぐに実勢できるような改善策を紹介している。自分はけっこうヒドいデジタルADHDだと思っている。コンピュータの右肩に通知が出ると、メールだろうとニュースだろうとすぐに追いかけてしまい、何をやっていたのか忘れてしまう。なんとなくうまく言っているように見える程度に成立していることが奇跡だ。自分の今のやり方でこれ以上効率をあげることは難しいどころか、いつかは破綻するだろう。そう思っていながら古いやり方をやめられなかった自分を思い直す結果になった。とりあえずは試してみようと思う。日本語版も出ていました。

もちろんこういう問題を抱えているのは私だけではなくて、大人の間でもデジタル中毒は大きな問題になっているし、現代の子供がスマートフォンのおかげでADHDのリスクが高いというデータもある。と思ったら、滞在期間中、デジタル・デトックスするためにスマフォを預ける家族の宿泊客にディスカウントを提供するホテルが登場した。さすが。

備忘録:インターネットはわれわれみんなにADHDを与えているか(The Washington Post)

デジタル・デトックス:ホテルチェーンがディスコネクトにディスカウントを提供(Fox 8)

 

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Yumiko Sakuma