Day 232:ファッションに求められる透明性

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この何日かは立て続けにデザイナーさんの取材が続いている。自分の気持ちがそちらに向いているので、どうしても素材のソーシングのこと、工場の話などを降ってしまうのだが、最近は、だいたい相手もそういうことに関心が高く、使われる有害物質や廃棄物のことまで話をしてくれることもある。これまで「裏の話題」だったことが、真剣な議題として話し合われるようになったことは、ファストファッションが登場したことによる、プラスの側面かもしれない。

先日、ファストファッションのネタについて書いたポストを「この映画見たけど考えは変わらなかった」というコメントとともにTwitterでシェアしている人がいた。正直、一瞬イラッとして、こういう人いるんだよな、などと思ったのだが、彼のタイムラインを見ると、GUのジーンズがDover Streetで売られることが、川久保玲さんの過去の発言と矛盾することを指摘するツイートがあった。なるほど。

ファッション業界にも正直さや透明さが求められるようになっている。けれど、そもそも作り込んだ世界だし、裏を見せないということで長年やってきたのだから、既存のブランドや企業はそう簡単には変わらない。が、正直さを売り物にする新興ブランドが次々と登場して、勢いよくやっているのを見ると、資本主義の生々しさとたくましさを感じるのである。

備忘録:米スタートアップ、スタイル、実質、透明性でスニーカー業界の撹乱を目指す(I Heart)

Yumiko Sakuma