Day 212:お別れ。そしてニューメキシコへ

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先日、大好きな友達のたけにいのお葬式に行けなかったから、そのままなんとなくお別れを言えていないままグズグズしている。午後、地階に住むマーブから電話があって、雑談していたら「昨晩、死んだ家族がみんなで訪ねてきて、インテンスな体験だった」などという。「信じてくれなくてもいいんだけど」。いやいや、信じますよ、信じる。私もときどき、先に逝ってしまった友の存在をはっと近くに感じたりする。マーブとの会話は、お別れを言う準備ができてなかったら、無理にお別れしなくてもいいのかも、と思わせてくれた。

夕方、JFKで友人ジョニーと待ち合わせ、アルバカーキに降り立った。週末、アリゾナにホピ族の儀式を見に行くのだ。初めてこの地を訪れた2006年頃からずっと行ってみたいと思っていた儀式である。

ニューメキシコとはどういうわけか縁があって、仕事でも年に1度は必ずくるし、自ら遊びにくることもある。白人のほかに、ネイティブとスペイン入植者たちの祖先、かつその他のラティーノが暮らしていて、もちろんそれはそれでいろんな問題があるのだけれど、このいろんな文化が混ざり合っている感じが大好きなのだ。先日、自分たちはスペイン入植者の子孫だと思ったら、スペイン人に売られた奴隷の子孫だということがわかったという人たちについての記事をタイムスで読んだ。自分がそうだと思っていたアイデンティティが違ったーーーすごい話だ。人種ってなんだ、アイデンティティってなんだという疑問を突きつけられるなあ。

備忘録:ニューメキシコでかつて繁栄した奴隷貿易。ラティーノが家族の縁を発見(The New York Times)

 

Yumiko Sakuma