Day 185:インスタグラムという戦場

代官山のRootにさとしくんチームを訪ね、White Mountaineeringの相澤くんを訪ね、東京駅からバスに乗って千葉の川内倫子さんの家を訪ねた。夜、だらだらと飲みながら、やっぱり#metoo の話題、特に写真界のテリー・リチャードソン、ブルース・ウェーバーの話題があがる。20歳のときにセクハラをされたことを公表することを決めた、というモデル男子のストーリーが、インスタグラムの@diet_pradaのアカウントを通じて拡散されていた。

@diet_pradaについては以前も書いたけれど、ファッション界のコピーを晒すアカウントだ。その@diet_pradaアカウントが、ここしばらく、Dolce & Gabbanaのステファノ・ガッバーナと激しくやりあっている。戦いの火蓋が切って落とされたのは昨年10月。Gucciをコピーしているとのポストに、ガッバーナが反論したのがきっかけだ。そのやりとりは削除されたのだが、スクショは残っている。そのなかでガッバーナが「Please say sorry to me」と書いたことで、@diet_pradaが #pleasesaysorrytomeをハッシュタグにして、Tシャツにして売るまでに。ちなみにこれ以前にもDolce & Gabbanaがメラニア・トランプのスタイリングをしていることや、体外受精で生まれた子供を「合成」と呼んだりしたことで、批判が集まったことがあるのだが、ステファノ・ガッバーノが、有名(マイリー・サイラス)・無名にかかわらず、批判者のアカウントに「Stupid」、「Ignorant」とコメントをつけるもんだから、さらに油を注ぐ結果になっている。そして彼のブロークンすひる英語がこれまたジワジワきます。

この揉め事は、、インスタグラムのポストとストーリーの両方で展開されているので、気を抜くとすぐにわからなくなる。そこまで追わなくてもいいだろうという気持ちもあるけれど、やっぱりギルティープレジャー的おもしろさがあるし、細かく追っているとそれぞれの政治的・社会的思想が見えてくる。これだけ政治的な時代だから、オーディエンスがデザイナーの政治思想にも関心を持つというのも必然的な時代の流れなんだろう。

備忘録:Diet Prada、Dolce&Gabbanaとの揉め事に文字通り着火してさらに盛り上げる(MIC)

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Yumiko Sakuma