Day 207:フリースの話

えびちゃんとランチをし、リネンのブランドBlluemadeをやっているリリーとビールを飲んで、夜はミリアムの誕生日を祝った。ミリアムの親友キラがシカゴからお祝いに来ていた。お互いの存在を20年以上知りながら会うのは初めてで、顔を見た途端に泣きそうになった。兄貴と母親を立て続きに失ったミリアムが一番つらい思いをしていたとき、キラの存在が心強かった。キラはシカゴの病院で、ヒスパニック人口にスペイン語でメンタルヘルスを提供する部署で働いている。都市部の貧困地域に暮らしていて、虐待やトラウマを経験した人たちに。世の中にはこういう仕事をしている人がいるのだよなあと心強く思う。心強い、という言葉を2度使ったことに気がついたけれど、キラはそういうタイプの女子なのだ。

ところで、今日、リリーと素材の話をしているときに、フリースの話が出た。フリースについて、多くの人が知らないこと。最近の調査の結果、フリースを始めとする化学繊維(ナイロン、ポリエスタル、レイヨン、アクリル、スパンデックス)は、洗濯すると、マイクロファイバーを出すことがわかった。水のフィルターで、ある程度は浄化できるけれど、それでもけっこうな量のマイクロファイバーが海に流れる。そしてそれが海の汚染に貢献している。これについてはパタゴニアも去年調査内容とプレスリリースを発表していて、フィルターとして機能するネットの販売を始めている。リリーの話を聞いた女子のひとりは、「知らなかった!」と衝撃を受けている。このGuppy Friendという商品は、まだ日本では買えないみたいである。が、嘆くことはありません。すぐにできることは、捨てないこと、そして洗わないこと。みんなが大好きなフリースだけれど、肌に直接着るわけではないので、しょっちゅう洗う必要はないよね。

備忘録:マイクロファイバー汚染についてのアップデート(Patagonia)

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Yumiko Sakuma