Day 180:2017年振り返りとカルチャーギャップ

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JFKから成田に乗って、まったく眠れぬ13時間を過ごしたあと、降りた頃には大晦日の夕方になっている。JALの機内食のオプションがチキンとビーフで、「お肉食べないのでいりません」と言ったらものすごく驚かれて、いろいろ気を遣ってくれ、かえって申し訳ないくらいだった。JALはフライトの72時間前までに連絡をするとベジのオプションを用意してくれるのだが、正直、72時間後に食べる機内食のことに頭が回るような人生を送っていないので、それができたことがない。世界的にはベジタリアンやペスカテリアン(肉は食べないけど魚は食べる人)はけっこう多いはずなので、そろそろせめて魚か野菜のオプションを用意してくれてもいいような気がする。

そういえば今年は肉をやめたななどと考えていたら、2018年のことばかり考えて、2017年を振り返るのを忘れた!と気がついた。肉をやめ、本「ピンヒールははかない」が出て、この日記を書き始めた。国内ではカリフォルニア、ニューメキシコ、デトロイト、マーファに行き、ニカラグアの海とペルーのジャングルに行った。初めてサーフィンをした。義母アナ・マリア、友人のマイケル・ズワック、ジェフ・シャガワット、ジム・ワルロッドの死を悼んだ。そして、これからやりたいことがたくさんできた。そして前のめりすぎて、順序を間違える感じ、2018年は気をつけよう。

大晦日の夜は、実家で、紅白と「朝まで生テレビ」を見た。こういう過ごし方をすると、日本とアメリカのズレというかギャップを感じざるをえない。紅白を見れば日本人の自分はそれなりに盛り上がるのだが、世界のみなさんに「見て見て!」と胸を張って見てほしい芸能はあまりに少ない。そして「朝まで生テレビ」を見れば、ゲストのみなさんの危機感を共有すしつつ、それを変えるためにやらなければいけないことを想像して、呆然とするのです。頷きポイントはたくさんあったけれど、ひとつ特に深く頷いたこと。教育の現場の話になったときに、三浦瑠麗さんが多様性を強調していたこと。「ひとり天才がいれば、イノベーションは起きる」と(一語一句同じではない)。日本の教育は、これまで全員を同じレベルにすることを優先してきた。かつては、金太郎飴のようにどこを切っても優秀な人材がいるからトヨタは強いと言われていたのだ。けれどきっとそれが限界にきている。個性を優先して、得意な分野の力を伸ばさないと世界で競争できる人材が育たない。でもそれをやるためには、社会全体がもっと多様性の大切さを認識しないといけないのだと思う。自分のできる小さな方法で、こういう「ズレ」を解消する手伝いをしたい、というものも長期的な目標に入れておこう。

備忘録:いかに多様性がイノベーションを起こすことができるか(Harvard Business Review)

Yumiko Sakuma