Day 66:音楽との距離

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ファッション・ウィークを横目に別の仕事をする今週、金曜日の夜ではあるが少し早く帰宅して、仕事を淡々と片付けていると、「LAに引っ越した◯◯のバンドが目下、爆発中で、近所のバーで演奏するから行こうぜ」というお誘いがあった。疲れてるしなあ、とは思ったが、徒歩5分の距離である。しばらく音楽を見に行くという行為から遠ざかっているので、重い腰を上げて出かけてみたら、一分たりとも目が離せない素晴らしいショーで、がんばって外に出てよかったと思わせてくれた。

出かけたのは、近所の<セント・バイタス>というメタル・バーである。できたときには、こんな辺鄙なところに、よくこんな店をと感心したが、気がついたらメタルの聖地のようになっていて、たまに往年のストーナーメタルやパンクバンドがやってきて大入り満員になることもある。「最近では、新しいCBGBって言われてるらしいぜ」とコリーが耳打ちする。私がが生まれた年にオープンしたCBGBは、2006年に閉店してしまったけれど、メタルやパンクが好きな人たちにとっては、この店が受け皿になったようだ。

 もうひとつ近所には<troost>というバーがある。こちらには、2012年に閉店し、LAで再オープンしたライブハウス<Zebulon>にいたミュージシャンたちの一部が、今もライブ演奏をやっている。こちらは徒歩1分の距離だ。

エリアの高級化はさておき、音楽との距離はきわめて近い。それに改めて気がつき、感謝しないといけないよなあと再確認。手に入るときにエンジョイしないとなくなってしまうかもしれないから。 

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Yumiko Sakuma