Day 73:靴とヒールの話

友達のSHIHARAことゆうたくんがバーニーズでトランクショーをやるというので、応援に行くことにした。バーニーズに行くなんて、久しぶりである。せっかくなので、買ったはいいけどなかなか履くチャンスのなかった革靴を履くことにした。ついにうちから10分くらいの距離のところに、店をオープンしたジュディが迎えに来て、値付けを手伝い、そのあと取材を一軒やってからバーニーズに行って、接客するゆうたくんとガールフレンドのれいこを誇らしく眺めたのはいいが、その頃には足が痛くて、一度帰宅して夜でかける前に靴を履き替える羽目になった。1日、歩く速度もいつもより遅かったし、やっぱり自分にはラクな靴が向いている、と改めて実感。

「ピンヒールははかない」が出てから2ヶ月弱。読んでくれた人がソーシャルにアップしてくれるのをうれしく眺めているのだが、「私はピンヒールはきますが」と、そこはかとなく申し訳なさそうなコメントがつくことも多い。ピンヒールをはく人をディスっているわけでも、はくなということでもないし「ピンヒールははかない」はあくまでも「めいっぱい生きる」ことのメタフォーで、だから表紙のイラストの彼女もヒールを履いているのです。むしろ、ヒールを履きながら毎日働いている女性には本当に頭が下がる、と思っています。と一応、ここに書いておこう。

ところで、ヒールというものにはほとんど機能がなく、女性を美しく、そして背を高く見せるためのものだと思っていたが、この本を出したときに、そうではないということをどなたかに教えていただいた。もともとは10世紀あたりに、男たちが、あぶみ(馬具)に足をのせやすいように考案されたものだという。そしてそのあと何世紀もの時間が経つ過程で、女性にも履かれるようになったのだという。知ってるつもりでも知らないことがまだまだある。

備忘録:ジェンダー観を変えるハイヒールの歴史

FullSizeRender.jpg
Yumiko Sakuma