Day 152:アジア系移民の政治的志向

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今週末は連日お祝いで、今夜はRaggedy Threads のジェイミーの誕生日だった。わりと少人数の夕食会、隣に座ったのはBlluemadeのリリーとアレックスだった。リリーは、台湾出身の中国人母と白人の父親のもとに生まれたハーフで、親世代のアジア系移民との政治感覚の違いが話題になった。「アジア人は、移民のモデルなのよ、とうれしそうに言ったりする。白人社会に入り込むことがよしとされていた世代」。外のエスニック・グループと自分たちを比較したりするような感覚は若い人たちにはない。

親たちの世代のアジア系移民は、反共意識が強かったし、受け入れてもらったという感謝の気持ちもあって、長いこと共和党寄りだった。90年代には、白人以上にコンサバティブなマイノリティグループと言われたりもしたらしい。それが変わったのは2000年代に入ってから。アジア系の半数以上がジョン・ケリー、バラク・オバマ、ヒラリー・クリントンを支持してきた。

今、アジア系アメリカ人は、マイノリティのなかで一番人口を伸ばしている(ヒスパニックを抜いて)。が、投票率は47%と外のエスニック・グループよりも低い(黒人は66%。白人は64%)理由を調べてみると、言語の壁もあるし、アメリカに住んでいても外国人の感覚で住んでいる人が多いこと、選挙運動が届いていないことなどが理由としてあがっている。アジア系有権者の割合は、2044年には10%になると見込まれている。とすると将来のカギを握ってもおかしくない。楽しみである。

備忘録:アジア系アメリカ人の低投票率は、無関心というよりアイデンティティ問題(Pacific Standard)

 

Yumiko Sakuma