Day 150:培養肉という未来

IMAGE.JPG

SHIZENにヘアカットにいき、ハトリミホちゃんのライブに顔を出してディナーに行き、さらに遊びに行った。東京でピザ屋Pizza Sliceをやっている猿丸くんとお茶をしているときに、培養肉の話題になった。

培養肉(Lab Meat、Cultured Meat,、In Vitro Meatなどと呼ばれている)は、アメリカのスタートアップ界でも注目を浴びる新分野である。プラント・ベース(植物性)の食品会社が開発を進めていたり、培養肉を作るスタートアップが生まれたりしている。今のように動物を殺さずに「肉」を作れるし、温室ガスの排出も少なくなる(反論もある)、伸びる肉の消費量を支えることができる、というのが利点だということである。FDA(食品医薬品局)の認可を得ないといけないし、実用レベルまで開発できているところは少ないようだけれど、きっと時間の問題なんだろう。世界の人口を、動物を殺す犠牲を払わずに食べさせることができる、というイノベーションのコンセプトは、聞こえはいいのだけれど、調べてみると懐疑的な声も多い。

培養肉の開発に乗り出しているスタートアップには、植物ベースのマヨネーズなどを作っているHampton Creekなどの名前があがっている。けれど培養肉は植物性ではない。生まれる前の仔牛の血を抽出したFBSという材料を使う。そんなことを読んでいたら、「やっぱり自分は食べたくない」という結論にいたった。

肉を食べるのをやめてから、いろんなベジタリアン・レストランを試していてそれがとても楽しいのだけれど、ベジの外食の世界にも旧世代と新世代があって、旧世代はフェイク・ミートなどを使いがちである。それはそれでありだとは思うけれど、肉もどきを使わずにやる店が多い新世代のほうが楽しい。結局、「肉」に対するこだわりが馬鹿らしく感じてしまうのだ。

備忘録:ゾッとする培養肉の真実(Slate)

Yumiko Sakuma