Day 93:フリーランスと自由

Flying Booksの山路くんと待ち合わせてTokyo Art Book Fairに行き、ニューヨークで売り切れになっていた石川真生さんの写真集をはじめ、何冊か素敵な写真集をゲットした。

夜は、デザイナーやスタイリストのファッション系の友達とご飯を食べ、そのあと、フォトグラファーとCM監督の兄さんたちの会に合流した。どちらも笑い声があふれる楽しい会だった。

前夜は、朝日新聞という大きな企業を離れた稲垣えみ子さんと話をし、「大企業に勤める」という生き方の是非が話題になったわけだけれど、実は私のまわりには、大企業に勤めた経験のあるような人はとても少なくて、最初から自分の看板を背負って仕事をすることを目指し、下積みを経て、そうやって生きてきた人のほうが多い。東京でもニューヨークでも。

どっちがいい、悪いではなくて、向き不向きの問題なのだ、と思うのは、自分は最初から「自由人」を目指していたとはいえ、企業人生にも一応トライして、「やっていけない」と思ったからだ。一連のトークショーでも、自分が「自由」を目指してきたこと、でも実は「自由」を達成することはとても難しいこと、自由=自己責任という話を何度もして、そのことがずっと頭のなかにあった。だから昨晩は、みんなの幸せな笑い声を聞きながら、「きっと闘いの種類が違んだよなあ」と酔った頭でぼんやり考えていた。

ところでアメリカでも、「自分が自分のボス」という職環境を求める働き手と、福利厚生のコスト負担を減らしたい企業の思惑と一致して、フルタイムの勤務ではなく、フリーランスで働く人が増えている。フリーランスの仕事をよく「gig」というので、最近はこの新しい経済の形を「ギグ・エコノミー」といっている。

備忘録:新しい「ギグ・エコノミー」においてフリーランスが未来

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Yumiko Sakuma